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はじめに
「販促資料の作成に時間がかかる…」
「キャンペーンごとに1つひとつ資料を作り直すのは非効率…」
このような悩みを抱えているマーケティング・広報担当者の方は多いのではないでしょうか。
販促資料の作成は、製品情報の収集から、デザインの調整など、多くの工数を要する業務です。また、情報が更新されたり修正が必要になった際、すべての資料を一つひとつ手作業で直さなければなりません。
本記事では、こうした課題を解決するため、弊社が開発した「マーケティング資料生成エージェント(以下、マーケ資料生成エージェント」について紹介し、そのメリットや導入の効果を解説します。
実際にこの技術を使用して、SNS投稿文・LP・スライド資料を一括生成するデモもご紹介しますので、ぜひ最後まで一読ください。

マーケ資料生成エージェントとは
ここでは、生成AIを活用して販促資料作成を効率化する仕組みを紹介します。
大きく分けて以下の3ステップで資料を生成します。

- 製品情報や画像などのマスターデータをAIに入力
- AIが製品の特徴を自動で解析
- 各媒体(SNS・LP・スライド等)に最適化された販促資料を自動生成
ここでいうマスターデータとは、製品情報のテキストデータ(PPTX)や製品画像など、販促資料の基となる情報をまとめたものです。
一度マスターデータを読み込ませれば、あとは出力媒体を指定するだけで、自動で様々な種類の販促物を出力することができます。
<マーケ資料生成エージェントで作成可能な資料>
SNSの投稿(Instagram・X)/ランディングペー/商品説明資料/POP/ニュースリリース/チラシ など
マーケ資料生成エージェントの3つの特徴

1つのマスターデータをもとに、複数の資料を一括自動生成
基本情報を一度入力するだけで、商品説明資料・LP・SNS投稿・チラシ・POP・ニュースリリース・カタログなどの複数の種類の資料を一度に生成できます。これにより、各チャネルごとに一から資料を作成する手間が省け、を展開できます。
自社のトンマナに対応した資料を生成
出力される資料は、マスタデータのデザイン要素を踏襲するため、自動的に資料内のフォント・カラー・レイアウトが統一されます。これにより、時間をかけることなく、自社のブランドイメージに合わせた一貫性のある資料作成が可能です。
チャネルに合わせて資料の内容を調整
AIは指定したチャネルの特徴や効果的な伝え方を考慮して、それぞれに最適化された情報設計で資料を生成します。例えば、チラシでは価格や特典を目立たせ、LPでは製品の情報を網羅的に掲載し、SNSでは簡潔で印象的なメッセージを作成するなど、各媒体の目的に合わせて文体や画像のレイアウト、情報量を自動で調整します。
導入する3つのメリット

資料作成の大幅な効率化
AIが自動で資料の骨格を作り上げるため、わずかな時間で多様な販促資料をスムーズに準備できます。特に新商品のローンチ時やキャンペーン開始時など、短い期間で多くの販促資料を作成する必要がある場面で大きな効果を発揮します。担当者は、情報整理やレイアウト調整といった時間のかかる作業から解放され、微調整を加えるだけで必要な資料を作成することができます。
資料内のデザインのばらつきを防止
出力する資料のデザインはマスタデータと同期しているため、常にビジュアルの統一性が保たれた資料を作成することが可能です。これにより、トンマナの調整にかかる時間を大幅に短縮します。さらに、複数の別々の担当者が資料を作成する場合に生じやすい、デザインのばらつきを防止することができます。
各チャネルに、情報が最適化された資料を作成可能
AIは文体・レイアウト・情報量を最適なバランスで調整しながら、各販売チャネルの強みを最大限に活かした情報設計で、販促資料を生成します。これにより媒体ごとに最も効果的な見せ方が可能になり、各チャネルでのマーケティング効果を最大化することができます。
デモ:SNS投稿・LP・スライド資料の一括生成
ここからは、実際に販促資料を自動で作成する様子をデモ動画を通じて紹介します。今回は、営業AIエージェント「アポドリ※」の製品情報・画像を入力し、X投稿・LP(ランディングページ)・スライド資料を生成する流れを見ていきます。
※アポドリ:弊社が提供する、商談獲得に特化した営業AIエージェントです。アポイント獲得にまつわるインサイドセールス業務をAIが遂行し、顧客リスト作成からアプローチ、活動管理、分析などの営業業務を自動化します。
まずはこちらの動画をご覧ください。
ここからは各ステップの動作をそれぞれ解説します。
①マスターデータをAIに入力
まず、基本情報である、製品情報(PPTX)と製品画像をAIに入力します。製品情報には、アポドリの主な機能、ターゲット層、導入メリット、価格プランなどが含まれています。

②出力する資料の種類を指定、AIがアウトプットに向けてマスターデータの内容を解析
次に、必要な資料の媒体を指定します。(画像内ではXの投稿を指定)

すると、AIが出力に向けて、マスターデータから製品情報の特徴の解析を行います。

③各チャネルの販促資料を自動で生成
最後に、各媒体に情報を最適化した販促資料を出力します。

ここからは、生成された資料をそれぞれ紹介します。
SNS投稿(X)

製品の特徴を簡潔な文章で表現し、興味を引く投稿が自動生成されます。文字数制限内で、アポドリの訴求ポイントを伝える内容となっています。
LP(ランディングページ)

製品の主要機能とメリットを強調し、「お問い合わせ」申し込みへの誘導を重視したデザインです。視覚的に分かりやすく、ユーザーのアクションを促す構成になっています。
スライド資料

会社概要・サービスの特長が漏れなく記載された、情報が網羅された製品資料が生成されます。営業担当者が商談時に使用できる、詳細な情報を含んだスライドとなっています。
これらの資料は、いずれもアポドリのブランドカラーやフォントを統一して使用しており、一貫性のあるデザインで提供されます。
おわりに
本記事では、生成AIを活用した販促資料作成の自動化ソリューションについて紹介しました。1つのマスターデータから複数の媒体向け資料を自動生成できる本ツールを活用することで、以下のようなメリットが得られます。
- 資料作成の大幅な効率化
- 資料内のデザインのばらつきを防止
- 各チャネルに、情報が最適化された資料をの作成
マーケティング・広報業務の効率化と品質向上を実現し、より効果的な販促活動を展開することができます。
弊社のAI Transformation(AX)事業部では、今回紹介した販促資料作成の自動化をはじめ、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションを提供し、AI活用による業務変革(AX)をご支援いたします。資料作成の効率化にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。