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はじめに
近年、少子高齢化に伴う労働人口の減少により、多くの業界で人材不足が深刻化しています。特に営業職においては、その傾向が顕著であり、有効求人倍率が全体平均の約1.8倍の2.14(※1)となっています。このような状況下で、企業が持続的な成長を実現するためには、従来の営業手法から脱却し、新たなアプローチを採用する必要があります。
本記事では、法人営業活動を革新的に支援する「営業AIエージェント」について、その概要と導入メリットを解説します。特に、Algomaticが提供する「アポドリ」を例に挙げ、AIエージェントが営業現場にもたらす変革について詳しく見ていきます。
※1:一般職業紹介状況(厚生労働省、令和5年度)

従来の営業活動における課題
近年、企業の営業部門は多くの課題に直面しています。特に大規模な組織では、次に挙げる3つの主要な課題があります。
1.人材不足と高い離職率
営業職の有効求人倍率は全体平均の約1.8倍の2.14と高く、人材確保が困難 営業職の4人に1人が1年以内に離職するなど、定着率が低い(※2) 経験豊富な営業人材の不足により、ノウハウの継承が困難
2.非効率な業務プロセス
見込み客リストの作成、初期コンタクト、フォローアップなど、反復的で時間のかかる業務が多い 複数のツールやシステムを使いこなす必要があり、業務の複雑性が高い データ入力や報告書作成など、本来の営業活動以外の業務に多くの時間を費やしている
3.データ活用の不足
個々の営業担当者の経験や勘に頼った営業活動が多く、データに基づく意思決定が不足 顧客情報や営業活動のデータが適切に管理・分析されておらず、組織全体での知見の共有が困難 リアルタイムでの営業進捗管理や、効果的な戦略立案が難しい
※2:Salesforce「第5版 セールス最新事情」

これらの課題は相互に関連しており、企業の営業パフォーマンスを大きく低下させる要因となっています。特に、従業員規模1,000名以上の大企業では、組織の複雑性や規模の大きさゆえに、これらの問題がより深刻化する傾向にあります。
このような状況下で、多くの企業が営業プロセスの改革と効率化を模索しています。次章では、これらの課題を解決する新たなアプローチとして、営業AIエージェントの可能性について詳しく見ていきます。
解決策としての「営業AIエージェント」
まず、AIエージェントとは、人間の代わりにタスクを実行してくれるAIツールのことで、複数のアプリケーションを自律的に使いこなすことで人間が求める成果物の提供を実現します。

営業AIエージェントとは、人工知能(AI)技術を活用して、営業活動の一部または全体を自動化・効率化するシステムです。従来の営業支援ツールとは異なり、AIエージェントは複数のツールやシステムを自律的に使いこなし、人間に代わって成果物を提供します。
具体的には、以下のような業務をこなすことができます:
・見込み客リストの作成
・初期コンタクト(メールなど)
・フォローアップ
・商談のスケジューリング
・基本的な質問対応
・データ分析とレポート作成
弊社でも、過去にGoodpatch社との共催にて、海外の最新事例や活用時の留意点などを交えて「AIエージェント徹底解説」ウェビナーを実施しており、レポート記事としてまとめておりますのでキャッチアップ等にぜひお使いください。

特長・メリット
Algomaticが提供する「アポドリ」は、営業AIエージェントの日本における最先端の事例です。アポドリは、以下の特徴を持っています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000120362.html
a) 複数業務への対応
リスト作成からアプローチ実行、活動管理、活動分析まで、商談獲得に関わる一連の業務を自動的に遂行します。これにより、営業担当者は高付加価値な業務に集中することができます。
b) カスタマイズ性
企業ごとのターゲット、商材、施策、営業担当者のスタイルに合わせて細かくカスタマイズが可能です。使用するほど品質が向上し、組織全体の営業力向上にも貢献します。
c) コスト効率
AIエージェントが実際に稼働した分だけ料金が発生する従量課金制を採用しているため、事業状況に応じたコストコントロールが可能です。
デモ動画
導入効果
営業AIエージェント活用企業では、人間と比べ大きな成果が出ています。
実際に、人間によるテレアポを行っていた企業において営業AIエージェント「アポドリ」を導入後、商談獲得率が8倍に改善したケースがありました。人間だと営業スキルが属人化していたり、非効率な事務作業を行っていたりと品質を保つことが容易ではありません。
他方で営業AIエージェントでは標準化された営業ロジックにより、人間には難しい一定品質で大量の活動を行うことができます。
具体的な導入事例

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000120362.html
実際に2024年7月にアポドリを導入したA社では、エンタープライズセールスにおいてARR約1.1億円に相当する売上を創出していることに加え、本格的な活用開始からわずか6カ月で新規MRRの約20%を達成しており、対前年比191%ペースでの成長に貢献しています。
フルカスタマイズの1 to 1ナーチャリングで潜在ニーズを顕在化することで、キーマンである決裁者にターゲットを絞ったアプローチを実現し、月次受注率は他外部チャネルと比較して約3倍に上るなど、再現性および質の高い商談を安定的に創出しています。
結果として、人間と比較し高い成果を実現できていることがお分かり頂けるかと思います。
結論
営業AIエージェントの登場により、法人営業の在り方は大きく変わろうとしています。特に人材不足が深刻化する中、AIエージェントの活用は企業の競争力維持・向上に不可欠な要素となりつつあります。
Algomaticの「アポドリ」はエンタープライズ企業様の営業組織の生産性向上をご支援させていただいております。
人間の営業担当者はより創造的で戦略的な役割にシフトし、真の意味での顧客価値の創造に注力できるようになります。
企業がこの新しい営業モデルにいち早く適応することで、競合他社との差別化を図り、持続的な成長を実現することができるでしょう。
営業AIエージェントの導入をご検討の方は、ぜひAlgomaticにお問い合わせください。貴社の営業課題に合わせた最適なソリューションをご提案いたします。
また、弊社のAI Transformation(AX)事業部では、今回説明した営業AIエージェントの事例だけでなく、生成AIを活用した様々な業務効率化の支援を行っています。
幅広いテーマでのAIエージェント活用/導入も含め、貴社のニーズに合わせた最適なソリューションを提供し、AI活用による業務変革(AX)をサポートしますので、以下のページよりお気軽にお問い合わせください。